くるくるワイドの検証ツールを作りました。MT4・MT5用のインジケータに登録して使います。トラップ幅、ヘッジトレード量を自動計算。複利と仮想建値も付いてます。
概要
くるくるワイドの主な構成要素である、本体・トラップ・ヘッジトレード・複利をシミュレーションして最終的な利益を結果として出力します。
逆行時にはトラップ幅、ヘッジトレード量を自動計算。くるくるワイド初心者には難しい仮想建値も付いてます。
主な機能
- トラップ幅を自動計算して可変します。
- ヘッジトレード量を自動計算して調整します。
- ヘッジ益から通貨量を計算して複利を仕掛けます。
- 仮想建値も自動計算。ヘッジの利益を使って逆行を追いかけます。
- 想定レンジ(一番下のトラップからゴール)も自動計算します。
- ゴールに到達したら終了します。
- 取引履歴をチャート上にグラフィックで表示します。
- 最終的な損益(本体・トラップ・ヘッジトレード)を表示します。
【結果出力】
- 可変した最終的なトラップ幅
- ゴールと一番下のトラップと想定レンジ
- 最終損益(本体・トラップ・ヘッジトレード・複利)
1分足を使ってシミュレーションしているので多少の誤差はあると思いますが、検証には十分な精度だと思います。スプレッドなども計算はしていません。
使い方
チャート上でマウスで開始位置と終了位置をクリックすると、瞬時に結果が表示されます。動作が早いのでMT5での使用がおすすめです。
裁量の部分が大きいくるくるワイドなので、開始位置やトラップ幅などを変えてサクサク検証できることを目指しました。
※MT4で動作が遅い場合は設定の【Mode5】を試して下さい。5分足を使ってシミュレーションします。精度も問題ないと思います。
※スワップやスプレッドは考慮していないので精度はEA版が信頼できます。インジケータでいろいろ試して、最終的にはEAのバックテストで正確に見てみるのがいいと思います
動作環境
MT4とMT5のインジケータです。
こんな風に使える
- 特定の期間や通貨でトラップ幅や利食い幅を変えてみる。
- ゴールまでの距離を変えてみる。
- 短期間運用のくるくるワイドの可能性を探る。
- 下落幅に対する損失を調べる。
くるくるワイドの主な構成要素である本体・トラップ・ヘッジトレードをシミュレーションしているので、くるくるワイドの利益のイメージを掴むことが出来ます。
ここを基本として+裁量で固定ポジション、複利を運用したら利益がどう変化するのかを考えるといいと思います。
設定項目
メイン設定
- LongOrShort:本体の方向(Long:true/Short:false)
- HedgeTrade:ヘッジトレードのオンオフ
- KasouTatene:仮想建値のオンオフ
- FukuriTrade:複利のオンオフ
複利設定
- FukuriStop1:複利1のストップ価格
- FukuriStop2:複利2のストップ価格
- FukuriStop3:複利3のストップ価格
複利のストップは本体スタート価格からの相対価格で指定します。
複利はトラップ利益を3等分して配分します。
トラップ設定
- TrapTotal:トラップ本数
- TrapWide:トラップ幅
- TrapTakeProfit:トラップ利食い幅
- TrapLots:トラップの通貨量
【TrapTotal】トラップ本数。現状200本が最大になっています。※増やすのは簡単にできるので必要であれば連絡してください。
本体の通貨量はトラップ本数とトラップの通貨量から計算されます。
ヘッジトレード設定
- HedgeTakeprofit:ヘッジトレードの利食い幅
- HedgeMinLots:ヘッジトレードの最低通貨量(想定レートの半分以上逆行したときに使用)
- HedgeHours:ヘッジトレードをエントリーする時間(カンマ区切りで入力)
【HedgeHours】ヘッジトレードは指定時間になったらエントリーする簡単な仕組みです。1日4回から5回くらい仕掛けるのがいいと思います。日本時間ではなくチャート上の時間で指定します。
たまに時間設定がハマると爆益がでることがありますが、これは多分たまたまなのでここにはこだわらない方がいいです。
システム設定
- Mode5:シミュレーションに5分足を使用します(5分足:true/1分足:false)
- SysName:システム用の識別名
- Debug:開発用
【Mode5】MT4で動作が遅いときに試してください。1分足ではなく5分足を使ってシミュレーションします。少ししか試してませんがそこまで誤差は大きくなさそうなので、5分足でも十分かも知れません。
【SysName】設定を変えて複数同時に動かすときなどに変更してください。同じでも問題ありませんが、グラフィックが上書きされてしまうので1つの結果しか描画されません。
グラフィックカラー設定
- StartColor:チャート上の開始地点
- EndColor:ゴール位置またはチャート上の終了地点
- GoalColor:くるくるワイドの出口
- BorderColor:想定レートの半分逆行した位置
- FirstTrapColor:一番下のトラップ(本体がショートの場合は一番上のトラップ)
- FukuriStopColor:複利のストップライン
- TrapColor1:利食いしたトラップ
- TrapColor2::含み損のトラップ
- HedgeColor1:利食いしたヘッジトレード
- HedgeColor2:含み損のヘッジトレード
- FukuriColor1:複利1のトレード
- FukuriColor2:複利2のトレード
- FukuriColor3:複利3のトレード
取引履歴の表示(TrapColor1やHedgeColor1)が必要なければカラーで【None】を指定して下さい。
【ダウンロード】くるくるワイド検証インジケータ
gogojungleのページからダウンロードできます。複利機能なしは無料です。
更新履歴
【1.1.0】2021.3.15
複利機能を追加。
仮想建値をオフにしたときのバグ修正。
TrapToHedgeの設定を削除。
複利無し無料版を追加。
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