くるくるワイドのEAを作りました。本体、トラップ、ヘッジトレード、複利3本を自動売買で行います。
主な機能
くるくるワイドをほぼ完全に自動化したEAです。
固定ポジション以外のトレードを自動で行います。
- 本体
- トラップ(可変幅)
- ヘッジトレード(時間指定)
- 複利(3本)
仮想建値化も自動で行います。
固定ポジションは自動化にはいろいろ問題があるのでとりあえずなしにしてます。
使い方
フルオートでも、一部だけ自動で使うなどトレードスタイルに合わせて自由に使えるようにしました。
ヘッジトレード、複利、仮想建値化は設定でオンオフを切り替えられます。
復帰処理も入っているので運用中でも切り替え可能です。
複利のストップも運用中に変更できます。
※複利のストップの変更による複利の建て増し(接近戦)は実装を検討中です。
動作環境
今のところMT4のみです。要望があればMT5にも対応するつもりです。
開発はAxioryのスタンダード口座で行っています。
1分足の始値だけで動きます。
設定項目
メイン設定
- Fukuri:複利のオンオフ
- HedgeTrade:ヘッジトレードのオンオフ
- KasouTateneAuto:自動仮想建値化のオンオフ
複利設定
- FukuriStop1:複利1のストップ価格
- FukuriStop2:複利2のストップ価格
- FukuriStop3:複利3のストップ価格
複利はトラップ利益を3等分して配分します。
本体設定
- LongOrShort:本体の方向(買い/売り)
- HontaiLots:本体のロット数
トラップ設定
- MaxPosition:最大ポジション数
- TrapTotal:トラップ本数
- TrapWide:トラップ仕掛け幅
- TrapTakeprofit:トラップの利食い幅
- TrapLots:トラップのロット数
【MaxPosition】注文は指値(逆指値)で入れます。トラップの本数+逆行方向の本数がトラップ注文数になります。必ずトラップ本数よりも多くなるように設定します。
ヘッジトレード設定
- HedgeTakeprofit:ヘッジトレードの利食い幅
- HedgeMinLots:ヘッジトレードの最低通貨量
- HedgeHours:ヘッジトレードをエントリーする時間
【HedgeHours】ヘッジトレードは指定時間になったらエントリーする簡単な仕組みです。1日4回から5回くらい仕掛けるのがいいと思います。
日本時間ではなくチャート上の時間で指定します。カンマ区切りで入力します。
システム設定
- HontaiMagic:本体のマジックナンバー
- TrapMagic:トラップのマジックナンバー
- HedgeMagic:ヘッジトレードのマジックナンバー
- Slippage:スリッページ
- LotsDigits:最小ロット数の桁数
- SysName:システムネーム
- Debug:開発用
【LotsDigits】仮想建値と複利のロット数の計算に使用します。
【SysName】グローバル変数の変数名に使用します。
複数のEAを同時に動かす場合などに変更してください。
※くるくるワイドスタート時には必ずグローバル変数を削除してください。仮想建値と複利のロット数の計算がおかしなことになります。
テスターでは自動で削除するようになっています。テスターでは使用しないように変更しました。
※グローバル変数は42個と多くなってしまったので削除用のツールを別で用意することも考えてます。
グラフィック設定
- FirstTrapColor:ゴールから一番遠いトラップ
- TateneColor:建値
- GoalColor:くるくるワイドのゴール(出口)
- BorderColor:想定レートの半分逆行した位置
- FukuriColor:複利のストップライン
キーボードの【g】を押すとチャート上にラインの表示/非表示を切り替えます。
キーボードの【i】を押すとターミナルに運用状況(損益、オーダー数)を出力します。
【ダウンロード方法】くるくるワイドEA
細かいテストなどはまだですが大体完成しました。バックテストでは問題なく動作しています。
動作確認に協力してくれる方を募集しています。興味のある方は下記フォームから連絡してください。
※バックテスト専用版はgogojungleで無料ダウンロードできます。
くるくるワイドEA【テスト用】
※このEAについては販売することも考えてるので、無料配布は一定の期間で終了すると思います。
更新履歴
【1.0.0】2021.02.08
【1.0.1】2021.02.12
HedgeProfitを削除
BaseVolumeを使用しないように変更
LotsDigitsを追加(最小ロットの桁数)
ターミナルに損益を表示する
チャートに主要ラインを描画する
内部処理の最適化
【1.0.2】2021.05.17
バックテストでグローバル変数を使用しないようにする
内部処理の変更
今後の予定など
【ターミナル表示】
そういえば稼働状況の表示機能を付けてなかった。
情報を整理して表示するようにしたい。トラップEAでやったようにグラフィック表示もしたい。
複利のラインも描画するといいかな。
【接近戦のロジック】
複利のストップの変更による複利の建て増し。これはやりたいけど少し考えないと難しいかな。
【オーダー数の問題】
複利など考えると相当なオーダー数になることも予想される。
XMは口座あたり200オーダー(保留注文含む)だと思う。運用が長くなれば案外超えるのでは?バックテストで最大注文数を確認できるといいかも。
トラップの仕掛け方である程度は解決できす。仕掛け幅を広くしてロット数を大きくする。これでも成績はそれほど変わらないと思う。
複利もヘッジトレード同じように最低通貨量の設定があるといいかも。
【スマホ決済(トリガー注文による全決済)】
現状ゴールで自動クローズだけなので手動決済もあるといい。
これはトラップEAで作ったことがあるから追加するのは問題ない。
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