絶対に負けない状況を作る固定ポジション

さてさてくるくるワイドの解説もこれで4回目。これでやっと基本的な説明が終わるよ。

「固定ポジション」はくるくるワイドの守りの要、最後の砦といったところかな。 簡単に言うと固定ポジションはヘッジトレードの利益で行う複利です。

「トラップ」と「ヘッジトレード」、「複利」と「固定ポジション」のそれぞれの関係を表すと

  • トラップの利益=ヘッジトレードの利益
  • 複利=固定ポジション

こうなる。

ポジションの方向は

  • 複利=本体と同じ方向のポジション
  • 固定ポジション=本体と反対の方向のポジション

こうなる。

複利の仕組みを理解していれば固定ポジションは簡単。同じことを反対にやるだけだからね。

まだ前回の記事を読んでない人は、まずはそっちを読んで「複利」をしっかり覚えてください。

複利と違うのは損切りのラインで、複利は3本だったけど、固定ポジションは1本。損切りのラインの位置は本体の建値とゴールの中間に設定するのが基本になる。

そして本体と同じ通貨量まで固定ポジションを建てることができたら、損切りのラインをゴールに引き上げて再び固定ポジションを建てていきます。

これで本体と同数の通貨量まで固定ポジションを建てたらどうなるかというと。そう

もう絶対に負けることはない状態を作ることができるんです。

こうなってしまえばプラスになることは確定しているのでイケどんだね。

さらに固定ポジションには建値をくるくるワイド開始時から引き下げる「仮想建値」という重要な考え方がある。

相場が予想を超えて大きく逆行すると、トラップ幅が広がり、ヘッジトレードの通貨量も少なくなるから攻撃力が減るんだよね。
こうなるとトラップとヘッジトレードによる逆行に対する備えが弱くなって長期戦を覚悟しなければならない。

ここでちょっと用語説明。

今回説明するのは「順行」「逆行」です。これは一般的にも使われる言葉だけど、くるくるワイドでは本体のポジションを基準に考えます。

本体のポジションをロング(買い注文)とすると、価格が上がれば順行、建値を割って価格が下がれば逆行。本体をショート(売り注文)とすると、価格が下がれば順行、建値を超えて価格が上がれば逆行ということね。

ここからまた本題。

くるくるワイドでは相場が大きく逆行したときに固定ポジションを決済して、その利益を使って建値を引き下げるということをするんです。

例えば100円でくるくるワイドをスタートしたとして

  • 本体の通貨量は5万通貨
  • 建値が100円で
  • ゴールは105円とすると
  • 固定ポジションの損切りラインは本体の建値とゴールの中間なので102.5円

今の価格が97.5円で固定ポジションが1万通貨建っているとすると、損切りのライン102.5円と現在の価格の差は5円だから

固定ポジション1万通貨✕5円=5万円

の利益を持っている状態です。

本体の通貨量は5万通貨だから建値を1円下げるには

本体5万通貨✕1円=5万円

が必要になる。

そう5万円と5万円で同じになるんです。

  • 固定ポジション1万通貨✕5円=5万円
  • 本体5万通貨✕1円=5万円

固定ポジションを決済して利益を確定させて、その利益で本体の建値を下げるんだね。固定ポジションの利益で、本体の建値を下げる損失を相殺するということ。

状況を整理すると、建値が100円から1円下がって99円に、ゴールも建値と一緒に下がるので105円から104円になります。

これは99円でくるくるワイドをスタートしたのと同じだね。

これが仮想建値の考え方。 ちょっとややこしいけど 理解してもらえたかな。

魚屋さんが書いたくるくるワイドのバイブル「くるくるワイド投資術」では図とかを使ってもっとわかりやすく説明しているので、是非そっちを読んでみてください。

さらに、値を戻したら再び固定ポジションを建てる。また逆行したら固定ポジションを利食いして建値を下げるってことを繰り返すんです。

相場は上がったり下がったりを繰り返す波なので、ずっとポジションを持っているよりは動かした方がいいってことね。そしてこれをリスクの範囲内で行うことが重要。お小遣い以上の買い物はしない!

  • 相場が逆行したら固定ポジションを決済してその利益で建値を下げる
  • 価格が戻ってきたら建値を戻して再び固定ポジションを建てる

ということを繰り返してどんどん利益を伸ばしていく。

複利にしろ固定ポジションにしろ、利益を確定させるときにもっと伸びるんじゃないか、もう少し待った方がいいんじゃないかと思うんだよね。でもこの迷いは蛇足だから。迷うだけ無駄なんだと思うよ私は。

「くるくるワイド投資術」を両手で数える位は読み返しているけど、迷ったら攻めろっていうのが魚屋さんからのメッセージだと思うんだよ。

魚屋さんはヘッジトレードは必ず朝昼夕夜の1日4回仕掛けると言っているし、複利にしろ、固定ポジションにしろ、くるくるワイドはなるべくお金を動かして少しでも利益を増やすということが徹底されている。
止まらずに動き続けるということ、相場も常に動き続けているんだから。リスクの範囲内なら積極的に仕掛けるべきなんです。

相場というものは思ったより一直線に上がったり下がったりするものではないということなんだろうね。だから素人考えで上がる下がるを予想しても悩むだけ無駄だと考えた方が健全だと思う。

投資のプロが予想しても的中率は良くて70%から80%くらいだし、逆に適当にやってもどうせ確率は50%なんだから。

逆に素人が無駄に考えると、天井と底を掴むとかはよくある話。私も最初はこれでよく泣いたな。

もともとくるくるワイドは戦略としてリスク対策は万全なんだからリスクの範囲内なら積極的に仕掛けて、浮いた利益を再投資して増やすべきなんです。

くるくるワイドの根っこにあるのは負けないことで、強固なリスク対策があるから強気で仕掛けられる。だからこそ年率200%という驚異的な結果を出すことができるんだよ。
逆に仕掛けるのを恐れて手控えていたら、くるくるワイドの長所が活きてこないと思うんだ。

だから利食いできるときは素直に利食いして、複利、固定ポジションを建てられるならどんどん建てろってこと。

私のような素人が考えたって無駄ってことさ。そうバイブル「くるくるワイド投資術」に導かれるまま進めばいいのさ。

次回からはいよいよくるくるワイド実践編を展開していこうと思います。乞うご期待!

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