くるくるワイド入門用に記事をまとめました。なるべく専門的な言葉を使わずにわかりやすく解説していきます。
目次
くるくるワイドとは?
くるくるワイドは魚屋さんが考えたFXのトレード手法です。
すごいのはとにかく負けないということです。ほぼ常勝といっていいほど確実なトレード手法です。
くるくるワイドの特徴は長期、中期、短期の3つのトレードを組み合わせてそれぞれの弱点を補いながら長い期間トレードをすることです。
通常のトレード手法では得意、不得意があるのが普通です。
ある状況ではうまくいくけど、違う状況だとうまくいかない。トレードではこの状況判断が難しいんです。
くるくるワイドでは長期、中期、短期の3つのトレードを上手に組み合わることでどんな状況でも安定して利益がでる仕組みになっています。
くるくるワイドが負けない仕組み。
くるくるワイドの基本になるのは以下の3つのトレードです。
- 本体(スイングトレード)
- ヘッジトレード(デイトレード)
- トラップ(システムトレード)
※FX用語が分からないという方はこちらを参考にしてください。=>FXトレード用語解説
くるくるワイドの運用中は常に
本体の利益=ヘッジトレード含み損+トラップ含み損
になるようにバランスを取りながら運用します。
これはどういうことかと言うと
最終的な利益は必ずプラスマイナスゼロになるということです。
利益は残らないの?と思うかも知れません。
大丈夫です。トラップの利益(複利)がしっかり残ります。
つまり負けない。
くるくるワイドが終了するときは必ずプラスになるようになっています。
誰でも簡単にできる?難しいんじゃない?
これははっきりとそんなに簡単ではないと思います。
FXをやったことがない初心者が、1日くらい勉強してすぐに実践できるようなものではありません。
最低でも練習用のデモ口座で3ヵ月くらいは勉強しながら運用する必要があります。
このぐらいの時間をかけてしっかり勉強すれば誰でも実践できる手法です。
一度覚えてしまえば時間はそれほど必要ではありません。
慣れれば1日15分~30分くらいで運用できます。
実際の利益はどのくらい?年率200%稼げる?
いきなり年率200%はなかなかハードルが高いと思います。
でも月利5%、年率50%くらいなら難なく達成できるとも思います。
実際FX初心者の私はくるくるワイドをはじめて1年間で50%を達成しています。
くるくるワイドは負けないための基本的なルールはとても厳格に定められています。しかし、利益を増やす部分のルールは結構緩いです。
なので年率50%という数字は負けないための基本的なルールを守っているだけでもこれくらいはいけるよ!という数字です。
そこから先は利益を増やす部分。これは裁量(知識や経験)によるところが大きくなってきます。
まずは月利5%、年率50%を目標にしてステップアップしていけばいいと思います。
本家魚屋さんのブログでは年率800%くらいまではいける(いけた?)という話があったかな。
くるくるワイドはどうやって勉強すればいい?
魚屋さんが書いた「くるくるワイド投資術」という本を読むのがおすすめです。
ネットで調べた情報だけで実践できるかも知れませんが、多分本を読んだ方が確実で時間も掛からないと思います。
くるくるワイド投資術ではくるくるワイドの基本から高度な応用まで詳しく書かれています。魚屋さんの過去の実際の運用事例もあるのでとても参考になります。
ただ本を読んだだけで完全に理解するのはかなり難しいです。ある程度理解できたらデモ口座で練習しながら理解を深めていくと効率よく学習できると思います。私もそうしました。
私のサイトでも過去のくるくるワイドの運用実績を公開しています。初心者には魚屋さんよりもへたっぴの私の運用事例の方が参考になるんじゃないかと思います。
今後も運用実績は公開していくつもりです。
くるくるワイド初級編
初級編ではくるくるワイドの基本となる。本体、ヘッジトレード、トラップをしっかり運用できることが目標になります。
逆行したときに想定レートはどう変化するのか、ヘッジトレードの通貨量はどう計算するのか。仮想建値はどういった場面で使えばいいのか。
まずは以下の3つをしっかり理解することです。
- 想定レート(トラップ幅)の考え方
- ヘッジトレード通貨量の計算方法
- 仮想建値の考え方
くるくるワイドの基本は
本体の利益=ヘッジトレード含み損+トラップ含み損
になるようにバランスをとることです。
想定レートの考え方。ヘッジトレード通貨量の計算方法。仮想建値の考え方。ここまで理解できたら実際にデモ口座で運用して理解を深めていくといいと思います。
くるくるワイド中級編
中級編では複利と固定ポジションを使って効率的に利益を増やす方法を学びます。
くるくるワイド上級編
ピンポンとか先消しとかその辺の話。
くるくるワイド番外編(小技)
「くるくるワイド投資術」でも語られていない。1銭抜きスキャルピングとか複利の建て替え?みたいな話を書ければいいかな。
10万円くるくるワイドについて
くるくるワイドを行うには通常50万円から100万円程度の資金が必要になります。
10万円くるくるワイドは低資金でもはじめられるように私が考えたやり方です。
10万円くるくるワイドの特徴
- 低資金(10万円)ではじめられる
- EAなどの知識がいらない
- スマホだけで運用できる
実際私は使うのはスマホだけ。1日15分という運用スタイルで年率50%を達成しました。
10万円くるくるワイドの設定は以下を参考にして下さい。
10万円くるくるワイドの推奨設定
- 本体:1万4千通貨
- 想定レート:7円
- ヘッジトレード最低通貨量:1千通貨
- トラップ:50銭幅、50銭利食い。1千通貨で14本。
くるくるワイドEAとインジケータ【無料ダウンロード】
私が個人的に作ったものですが、くるくるワイドの検証用インジケータとくるくるワイドEAを希望者に配布しています。
詳しくは以下の記事を見てください。
特に初心者はこのEAや検証用インジケータを使って運用のイメージを掴むのがおすすめです。
逆行時にどれくらい資金が必要になるのか?どこまで戻せばプラスになるのか?
勝てるイメージを具体的にすることで無理なトレードがなくなり成績が安定すると思います。
※EAについては販売することも考えてるので、無料配布は一定の期間で終了すると思います。
ブログランキングをやっています。ご協力お願いします。
それとFXで聞いてみたいことがあれば気軽にコメントください。私もFX初心者だけど頑張って答えるよ!
記事楽しみにしております。
差し支えなければ、下記ご意見いただきたいのですがよろしいでしょうか?
魚屋さんのブログの新しめの記事の中で、
上昇下降両方向にくるくるワイドを行う
という内容がありました。
どちらか一方にレートが動いたときに、大損する事はなくなるとは思いますが、どちらに動いても負けにつながってしまうように感じています。
こちらの戦略の有効性についてどう思われますか?
よろしくお願いいたします。
たなたなさんこんにちは。
くるくるワイドの両建てについての記事は私も見た記憶はあります。同じ内容かは分かりませんが。
全く同じタイミングで、設定も同じくるくるワイドを仕掛けるのはなしかなと思います。
大きなレンジと考えればなくもないですが、あまりくるくるワイドの意味はないですね。トラリピのような運用になると思います。これでも出口のタイミングは変わってきます。
スタートのタイミングが違う。本体の通貨量や想定レートの設定が異なるのであれば両建てはあるかと。
ただこれは意図した両建てというよりは、状況判断の結果として両建てになってしまったということでしょうか。
くるくるワイド自体がすでに複雑な運用なので、私としては両建て前提でくるくるワイドを考えるのは止めた方がいいと考えています。
ちょっと違いますが魚屋さんのブログでカットダブリピ(両建てのトラリピ)という手法についての記事があります。
そちらも見てみると何か参考になるかも知れません。
返信ありがとうございます。
確かに運用が複雑すぎると余計な失敗を起こしそうですね。
それぞれで出口の時期を変えたり、ヘッジトレードを行えば何か良い効果があるかも、と期待してましたが、まずは片方だけのくるくるワイドをしっかり極めるようにします。
カットダブリピの情報、ありがとうございます。
レンジの中で動くことを期待している点では似たような内容ですね。
勉強させていただきます。